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    90年前も目指した、観光立国・日本 ── 東京国立近代美術館で「ようこそ日本へ:1920‐30年代のツーリズムとデザイン」展
    (掲載日時:2016年1月21日)
    東京国立近代美術館「ようこそ日本へ:1920‐30年代のツーリズムとデザイン」

    東京・千代田区の東京国立近代美術館で「ようこそ日本へ:1920‐30年代のツーリズムとデザイン」が開催されている。

    第一次世界大戦後の世界的な海外旅行ブームを受け、日本にも海外から観光客が来るようになった1920~30年代の観光ポスター、グラフ誌、パンフレットなどを紹介する企画展。

    観光立国をめざした日本政府は、1930年に国際観光局を発足。画家やデザイナーを動員して積極的な外客誘致キャンペーンをはかり、1930年代中頃には外国人観光客は4万人を突破。消費額は1億円を突破し、観光産業は綿織物、生糸、人絹織物に次ぐ第四位の外貨獲得高を占める重要な産業だった。

    展覧会は「交通網の広がりと観光 鉄道と航路」「外国人観光客を誘致せよ」「観光立国を目指して」の3章構成で、当時の日本の観光資源とそこから浮かび上がってくる日本のイメージを探ります。

    「ようこそ日本へ:1920‐30年代のツーリズムとデザイン」は東京国立近代美術館で、2016年1月9日(土)~2月28日(日)に開催。観覧料は一般 430円、大学生 130円、高校生以下無料。
     
    発信:インターネットミュージアム

    東京国立近代美術館 施設詳細ページ
    「ようこそ日本へ:1920‐30年代のツーリズムとデザイン」情報ページ
    「ようこそ日本へ:1920‐30年代のツーリズムとデザイン」公式ページ
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