ニュース
    一番の思い入れは「デビルマン」 ── 永井豪さんの展覧会、上野の森美術館で明日開幕
    (掲載日時:2019年9月13日)

    永井豪さん、画業50年突破の展覧会が明日開幕 ── 上野の森美術館

    ©1967-2019 Go Nagai / Dynamic Production. Allrights reserved.


    2019年9月13日(金)、東京・台東区の上野の森美術館で、マンガ家・永井豪(1945-)の画業50年突破を記念した展覧会「永井GO展」のプレス向け内覧会が開催された。


    永井豪は石川県輪島市生まれ。幼少の頃よりマンガ・映画・落語・冒険小説に親しみ、石ノ森章太郎氏のアシスタントを経て、1967年「目明しポリ吉」でデビュー。


    翌年連載がはじまった「ハレンチ学園」が大ブームとなり、以後も「デビルマン」「マジンガーZ」「バイオレンスジャック」「キューティーハニー」など、ヒット作を連発。現在まで幅広いジャンルの作品を発表し続けている。


    展覧会では、デビュー作から最新作まで、直筆マンガ原稿、カラーイラストなど600点以上をジャンル別に紹介。


    「マジンガーZ」や「デビルマン」の世界観をイメージしたエリアや、普段は表に出ることのない秘蔵資料も紹介される。


    この日の内覧会には永井豪さんも登壇。「50年以上、マンガの世界に没頭してきた。長い年月の断片ではあるが、集大成を多くの人に見てもらえるのをとても嬉しく思う」と挨拶。


    思い入れが強い作品について聞かれると「自分の中では、デビルマン。ギャグ漫画ばかり描いていたので、初めてといえる本格的なストーリー漫画で、失敗できないという切羽詰まった思いもあった。テレビが終わってから急遽、マンガも完結させることとなり、どうやって自分の想いを通そうかと考えて、最後は過激になってしまったが、結果的にはそれが作品をいいものにしてくれた」と語った。


    「画業50年“突破”記念 永井GO展」は上野の森美術館で、2019年9月14日(土)~9月29日(日)に開催。観覧料は一般・大学生 1,600円、高校生・中学生 1,000円、前売りはそれぞれ200円引きで、2019年9月13日(月)23:59まで発売。



    「永井GO展」のチケットはこちらiconicon


     発信:インターネットミュージアム


    上野の森美術館 施設詳細ページ

    「画業50年“突破”記念 永井GO展」情報ページ

    「画業50年“突破”記念 永井GO展」公式サイト

    おすすめレポート
    学芸員募集
    阪神甲子園球場職員(歴史館担当) [阪神甲子園球場(兵庫県西宮市、阪神電車「甲子園駅」徒歩3分)]
    兵庫県
    【公益財団法人 ポーラ伝統文化振興財団】学芸員募集! [ポーラ伝統文化振興財団(品川区西五反田)141-0031 東京都品川区西五反田2-2-10 ポーラ五反田第二ビル]
    東京都
    地域おこし協力隊(文化財調査・活用促進員)募集します! [小坂町郷土館博物館]
    秋田県
    令和8年度世田谷区学芸研究員(考古学・会計年度任用職員)の募集 [世田谷区教育委員会事務局生涯学習課]
    東京都
    すみだ郷土文化資料館 資料館学芸員募集(育休代替) [すみだ郷土文化資料館]
    東京都
    展覧会ランキング
    1
    TOKYO NODE | 東京都
    Mrs. GREEN APPLE MGA MAGICAL 10 YEARS EXHIBITION『Wonder Museum』
    開催中[あと32日]
    2025年12月6日(土)〜2026年1月9日(金)
    2
    國學院大學博物館 | 東京都
    企画展「性別越境の歴史学」
    開催中[あと77日]
    2025年12月6日(土)〜2026年2月23日(月)
    3
    国立新美術館 | 東京都
    ルーヴル美術館展 ルネサンス
    開催まであと275日
    2026年9月9日(水)〜12月13日(日)
    4
    森アーツセンターギャラリー | 東京都
    マチュピチュ展
    開催中[あと83日]
    2025年11月22日(土)〜2026年3月1日(日)
    5
    国立西洋美術館 | 東京都
    チュルリョーニス展
    開催まであと110日
    2026年3月28日(土)〜6月14日(日)