2019年9月18日(水)、アーティゾン美術館(旧・ブリヂストン美術館)のプレス向け内覧会が行われた。
アーティゾン美術館は、新築されたミュージアムタワー京橋の低層階(1~6階)に入居。
美術館の正面入口は、八重洲通り側から中央通り側に移動。入口まわりには広場も設けられた。
4~6階の展示室総面積は旧来の約2倍となる2,100㎡と、大幅に増床。6階展示室は100kgの作品を天井から吊る事も可能で、今後、実施される現代美術の展覧会にも対応する。4階には古美術展示を想定し、15mのガラスを用いた展示ケースも設けた。
展示室の空調は、フローリング床の目地を吹き出しに利用した新しい置換空調システムを導入。照明はLEDスポットライトをYAMAGIWAと共同開発、タブレット端末で調光・調色を制御できる。
3~5階には、高さ16.5mを吹き抜けでつないだ大空間も設定。全体がガラス張りのため、自然光がふんだんに取り入れられる。
入場については、WEBによる日時指定予約制を導入。詳細は10月1日(火)に発表されるが、「大変お得な料金設定を検討中」(笠原美智子副館長)としている。
開館日は2020年1月18日(土)。開館記念の展覧会は、1月18日(土)~3月31日(火)に開催される。
発信:インターネットミュージアム
>アーティゾン美術館 公式サイト