精神科医・式場隆三郎（1898～1965）は、医業のかたわら民藝運動や芸術など幅広い分野に関心を寄せ、多数の著作を残しました。、東京・深川に実在した奇妙な建築、二笑亭の紹介、ゴッホ複製画展や山下清展などの事業を通し、大衆の関心と趣味を先導し、近現代日本の文化史に重要な文脈を与えた式場の多彩な足跡を、約200点の作品・資料を通じてたどる展覧会です。（今後、新潟市美術館（8/8～9/27）、練馬区立美術館（10/11～12/6）に巡回予定。）（文：広島市現代美術館 広報）