高島屋の歴史は、1831(天保2)年正月、初代飯田新七が京都・烏丸松原で古着木綿商「高島屋」を創業したことに始まります。2026(令和8)年は高島屋創業195周年にあたります。
高島屋史料館では、創業以来の史料や美術品、呉服、広告宣伝物など、高島屋の歴史と共に蓄積されてきた多種多彩な品々を収蔵しています。本年は一年を通して、高島屋の195年をご紹介します。それは同時に、日本の近現代史をたどることにもなるでしょう。
第Ⅱ期は「華」の時代と題します。大正の終わりに、名実ともに近代的百貨店となった高島屋。昭和に入ると、ますます大型化し最新設備を整えた店舗に、文字通り「百貨」を揃えました。そして、バラエティに富んだ催事を次々に開催し、いち早く新しい話題を届けました。本展は、日本で百貨店文化が華ひらいた大正期から昭和戦前期までの時代を取りあげます。「百」「華」「繚」「乱」―各時代の高島屋をお楽しみいただければ幸いです。
※本展は会期をⅠ・Ⅱ部に分け、展示作品を一部入れ替えて構成します。
主な展示作品
「初公開資料から不朽の名作まで、⼀挙公開!」
・岡⽥三郎助《⽀那絹の前》 1920(⼤正9)年(Ⅰ部展⽰)
・北野恒富《婦⼈図》 1929(昭和4)年(Ⅰ部展⽰)
・訪問着 近代詩韻 2014(平成26)年復刻(Ⅰ部展⽰)
・与謝野晶⼦「詩と⼥」 1939(昭和14)年(Ⅰ部展⽰)※初公開
・川端⿓⼦《潮騒》 1937(昭和12)年(Ⅱ部展⽰)
・河井寬次郎《草絵壷》 1935(昭和10)年(Ⅱ部展⽰)※初公開
・四代飯⽥新七喜寿扁額 1933(昭和8)年(Ⅰ・Ⅱ部展⽰)
特別映像: 1927(昭和2)年、大阪店で開催した「日光博覧会」を再現!!
■会場=多目的ルーム(第Ⅱ期:華の時代 会期中は終日上映)
仏師・十代長谷川喜十郎が弟子32人と共に20年余りの歳月をかけて製作した精巧な日光東照宮全景1/10模型(櫻山八幡宮蔵)。1927(昭和2)年、高島屋大阪店(長堀店)で開催した「日光博覧会」で展示された模型のすべてを映像でご紹介します。
学芸員によるギャラリ―ト―ク
■会期中の第1・第3土曜日 14:00~(約30分)
※お申込み不要、開始時間までに企画展示室にお集まりください。
※状況により、イベントを休止する場合がございます。