本展は、2024年度の展覧会、2025年度の音楽会に続く「東京藝術大学と中国人留学生」プロジェクトの第三弾です。
物語は、東京藝術大学大学美術館に所蔵される一枚の自画像から始まります。描いたのは、中国・広東省開平出身の胡根天(フー・ゲンテン)。1915年に東京美術学校(現在の東京藝術大学)へ留学し、西洋画を学びました。本展では、卒業制作《自画像》と在学中の資料から、その留学経験をたどります。
帰国後、胡根天は、華南地域で最も早く設立された公立美術学校「広州市市立美術学校」の創設に携わり、中国南方における近代美術教育の基盤形成に重要な役割を果たしました。本展では、留学中の学びが帰国後の教育活動へどのようにつながったのかを紹介します。
さらに、中国人留学生の在学年代、出身地、専攻、人物関係などを可視化したデジタルアーカイブを、大型スクリーンで公開します。現在、東京藝術大学で学ぶ中国人留学生や卒業生、1990年代に留学したアーティストも参加し、それぞれの作品を通して、過去から現在へと続く交流を伝えます。
100年以上前、芸術を学ぶために海を越えた留学生たち。その歩みを振り返り、東京藝術大学が日本、中国、そして東アジアの芸術教育と文化交流に果たしてきた役割を、現在から未来へとつなげます。
【会期】2026年11月21日(土) - 12月5日(土)
【時間】午前10時 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
【休館日】11月24日(火)、11月30日(月)
【会場】東京藝術大学大学美術館 陳列館1、2階
【観覧料】無料 予約不要
主催|東京藝術大学先端芸術表現科 牛島研究室
共催|東京藝術大学 未来創造継承センター
助成|公益財団法人吉野石膏美術振興財団
|公益財団法人ポーラ美術振興財団
【公式サイト】https://ushi-lab.netlify.app/
【問い合わせ先】tualiuxuesheng@gmail.com
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【同時開催 国際研究ネットワーク会議】
「東アジア芸術留学生ネットワーク研究をひらく
東京藝術大学を交差点とした東アジアの交流とネットワークのこれまでとこれから」
日時:2026年11月22日(日)13:00-17:00
会場:東京藝術大学大学美術館 陳列館 1階
参加:無料・事前申込不要
使用言語:日本語(中国語・韓国語通訳あり)
主催:東アジア芸術留学生ネットワーク研究会
協力:東京藝術大学グローバルサポートセンター、東京藝術大学未来創造継承センター、
清華大学日本研究センター、東京藝術大学大学院グローバルアートプラクティス専攻
問い合わせ:geidairyugakusei@gmail.com
(東アジア芸術留学生ネットワーク研究会)