「華邨の書‐古筆の散らしに学ぶ‐」展

奈良市杉岡華邨書道美術館 | 奈良県

 王朝時代以前の手紙文は行頭行脚を揃えた堅い書式でしたが、王朝貴族の情趣生活に養われた高い趣味性はそのような形式に堪えられず、美的な散らし書きを創造しました。散らし書きは、文字と余白とがより美しく響き合う効果を追及したかな作品における構成法であり、かな書の空間美における極地と言えます。  杉岡華邨は、格調と気品がある流麗典雅な散らし書きの名筆である寸松庵色紙に魅せられ、何度も何度も模して自分の書の滋養にしたく勉強し続けてきました。そして、寸松庵色紙の散らしの形式を、高低式、逓下式、混合式の3つの基本形と、左右分裂式,対角線分裂式、上下分裂式、虚実分裂式の4つの応用形との計7つのパターンに分類しました。本展では、杉岡華邨作品をこれら7つと、継色紙における逆形式を加えた8つの分類に分けて展示します。杉岡華邨の作品を古筆の散らしの分類をもとに展示することで新たな角度からご鑑賞頂き、書道文化振興の一助とすることを目的とし ております。
会期
2006年1月21日(Sa)〜4月16日(Su)
会期終了
開館時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)
料金
一般300円、団体(20名以上)240円、高校生以下無料奈良市在住の70歳以上と心身障がい者無料
休館日
月曜日(祝日の場合最も近い平日)、祝日の翌日(その日が平日である場合)
会場
奈良市杉岡華邨書道美術館
住所
〒630-8337 奈良県奈良市脇戸町3
0742-24-4111
「華邨の書‐古筆の散らしに学ぶ‐」展
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