平櫛田中展

    三重県立美術館 | 三重県

    平櫛田中(1872~1979)は、満107歳の長寿を全うした彫刻家として広く知られています。平櫛は、岡山県後 月郡(現・井原市)に生まれました。10歳で広島県沼隈郡(現・福山市)の平櫛家に養子に入り、平櫛姓を名のります。平櫛は17歳の頃から造形への関心を深め、大阪や奈良での修業を経て明治30(1897)年に上京、高村光雲(1852~1934)や光雲門下の米原雲海(1869~1925)らから指導を受けます。 昭和期に入ると、平櫛は古彫刻の彩色技法や寄木造を研究して写実表現を追求した作品を制作するようになりました。20年の歳月を費やした畢生の大作《鏡獅子》(1958年)は、そうした彩色像の集大成といえるでしょう。 仏像、肖像、身辺彫刻なども含む平櫛の作品は多岐に渡り、制作技法も様々です。また、長年にわたる制作活動は、西洋的造形と前近代的造形の間で少なからぬ振幅を見せています。そうした活動の中で生まれた多くの作品は、日本近代彫刻史の展開そのものでもありました。 本展覧会は、写実表現、木彫と塑造との関係、彩色仕上げ、複数制作など平櫛作品が提起する問題を考察し、代表作や関連資料約80点によって平櫛田中に迫ろうとするものです。 (三重県立美術館WEBサイトより)
    会期
    2012年10月30日(火)〜12月9日(日)
    会期終了
    開館時間
    9:30~17:00(入館は16:30まで)
    料金
    一般 900(700)円/高大生 700(500)円/
    小中生 400(300)円
    ※( )内は前売り料金および20名以上の団体料金
    ※障害者手帳等をご提示の方とその付添の方1名は無料
    ※詳細は三重県立美術館ホームページをご覧ください。
    休館日 毎週月曜日
    公式サイト http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/art-museum/
    会場
    三重県立美術館
    住所
    〒514-0007 三重県津市大谷町11
    059-227-2100
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