特別展 「木島櫻谷 -京都日本画の俊英-」 画三昧に生くる。

    泉屋博古館東京 | 東京都

    どこまでも優しいまなざし、からみつく柔らかな毛並み--透徹した自然観察と詩情の調和した品格ある日本画で、明治から昭和の京都画壇の第一人者とされた(1877-1938)。ことにその動物画は、いまなお私たちをひきつけてやみません。 京都三条室町に生まれ、円山四条派の流れをくむ今尾景年のもとでいち早く才能を開花させた櫻谷は、明治後半から大正には人物画や花鳥画で文展の花形として活躍、続く帝展では審査員を務めるなど多忙の日々を送りました。しかし50歳頃からは次第に画壇と距離をとり、郊外の自邸での書物に囲まれた文雅生活のなか、瀟洒な南画風の境地にいたりました。 徹底した写生、卓越した筆技、呉服の町育ちのデザイン感覚、そして生涯保ち続けた文人の精神。そこに醸し出される清潔で華奢な情趣は、京都文化の上澄みとでもいえるでしょうか。本展は各時期の代表作を中心に、公益財団法人櫻谷文庫の未公開資料もあわせ、櫻谷の多彩な画業を振り返るものです。
    会期
    2014年1月11日(土)〜2月16日(日)
    会期終了
    開館時間
    11:00 ~ 18:00(入館は 17:30 まで) 
    ※金曜日は19:00 まで(入館は18:30 まで)
    料金
    一般 800(640)円/高大生 500円/中学生以下無料
    ※()内は20名以上の団体料金
    休館日 月曜日休館 ただし1月13日(月祝)は開館、1月14日(火)は休館
    公式サイト http://www.sen-oku.or.jp/tokyo/
    会場
    泉屋博古館東京
    住所
    〒106-0032 東京都港区六本木1-5-1
    050-5541-8600(ハローダイヤル)
    特別展 「木島櫻谷 -京都日本画の俊英-」 画三昧に生くる。のレポート
    1
    漱石が酷評した、京画壇の人気者
    木島櫻谷(このしまおうこく)と言われても、特に関東の方は馴染みが薄いかもしれません。明治から昭和にかけて活躍した京都の日本画家、東京では初めての大規模回顧展です。
    会場
    会期
    2014年1月11日(土)~2月16日(日)
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