カタストロフと美術のちから展

    森美術館 | 東京都

    東日本大震災やアメリカ同時多発テロ、リーマンショックなど世界各地で絶えず発生するカタストロフ。多くのアーティストがこのような悲劇的な災禍を主題に、惨事を世に知らしめ、後世に語り継ごうと作品を制作しています。その私的な視点による記録は、マスメディアの客観性を重んじる記録とは異なり、多勢の世論の影に隠れて見えにくくなったもう1つの事実を私たちに提示します。そこにはまた、社会の矛盾や隠蔽された問題の可視化を意図するものや、個人的な喪失や悼みを表現するものもあります。 カタストロフは私たちを絶望に追いこみますが、そこから再起しようとする力は、想像力を刺激し、創造の契機となることも事実なのではないでしょうか。東日本大震災発生後、国内外の数多くのアーティストがより良い社会のために活動を続けていることはその一例です。彼らは復興・再生への願いを込めて理想や希望を描き、新しいヴィジョンを提示しようと試みているのです。 同展は、戦争やテロ、難民問題や環境破壊など、危機的な問題が山積する今日、国際的に活躍する現代美術界のスター作家から気鋭の若手まで、その作品を通して負を正に転ずる力学としての「アートの力」について考察されます。 (出展予定作家) ※姓のアルファベット順 藤井 光、畠山直哉、モナ・ハトゥム、トーマス・ヒルシュホーン、アイザック・ジュリアン、ヒワ・K、加藤 翼、エヴァ&フランコ・マッテス、宮本隆司、ジョルジュ・ルース、ヘルムット・スタラーツ、スウーン、ジリアン・ウェアリング ほか
    会期
    2018年10月6日(土)〜2019年1月20日(日)
    会期終了
    開館時間
    月・水~日曜日10:00~22:00
    火曜日 10:00~17:00
    (いずれも最終入館時間は閉館の30分前まで)
    *展覧会により変更する場合がございます。
    *最新情報は、美術館のウェブサイトをご確認ください。
    料金
    一般 1,800円/学生(高校・大学生) 1,200円/子供(4歳~中学生) 600円/シニア(65歳以上) 1,500円
    休館日 会期中無休
    公式サイト https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/catastrophe/index.html
    会場
    森美術館
    住所
    〒106-6150 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階
    050-5541-8600(ハローダイヤル)
    カタストロフと美術のちから展のレポート
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    開館15周年の記念展
    地震や台風など自然による災害、テロや紛争など人為的な災害、そしてリーマンショックなどの経済的な災害…。どんなに時代が進んでも、カタストロフ(大惨事)は必ず発生します。社会的な悲劇に対して「美術のちから」を考察する展覧会が、森美術館で開催中です。
    会場
    会期
    2018年10月6日(土)~2019年1月20日(日)
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