生誕120年・没後100年 関根正二展

    神奈川県立近代美術館 鎌倉別館 | 神奈川県

    大正という日本近代の青春時代を駆け抜け、20歳で世を去った画家、関根正二(1899–1919)。ほぼ独学で絵を志した関根は、北方ルネサンスをはじめとする西洋絵画に感銘をうけ、天性の素描力に独自の色彩感覚を開花させました。 16歳で二科展に初入選、その後5年に満たない画業のなかで、「関根のヴァーミリオン」と称賛された美しい朱色を特徴とし、デカダンス文学や独自の宗教観に基づいた幻視性を帯びる作品群には、時代を越えてみる者に訴える、儚くも鮮烈な魂の響きが感じられます。 短い生涯に残した貴重な油彩作品に加え、このほど100年ぶりに発見されたパステル画《少女》や初公開の作品・資料類、関連作家らの紹介を交えて関根正二を顧みる、当館では20年ぶりにして過去最大規模の回顧展です。
    会期
    2020年2月1日(土)〜3月22日(日)
    会期終了
    開館時間
    9:30~17:00(入館は16:30まで)
    料金
    一般700(600)円 / 20歳未満・学生550(450)円 / 65歳以上350円
    高校生100円
    ※( )内は20名以上の団体料金です。中学生以下と障害者手帳等をお持ちの方(および介助者原則1名)は無料です。
    ※ファミリー・コミュニケーションの日(毎月第1日曜日: 2月2日、3月1日)は、18歳未満のお子様連れのご家族は割引料金(65歳以上の方を除く) でご覧いただけます。また同日は会話を楽しむ日「オープン・コミュニケーション・デー」となりますので、小さなお子様連れの方も遠慮なくご覧ください。
    ※その他の割引につきましてはお問い合わせください。
    休館日 月曜(2月24日は開館)
    公式サイト http://www.moma.pref.kanagawa.jp/
    会場
    神奈川県立近代美術館 鎌倉別館
    住所
    〒248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-8-1
    0467-22-5000
    生誕120年・没後100年 関根正二展のレポート
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    インフルエンザやコロナウィルスの流行を恐れる現代からさかのぼること100年。全世界に流行したスペイン風邪。クリムトやエゴン・シーレがこの病により命を失ったように、日本でも村山槐多や関根正二という才能ある若者を失うこととなりました。本展は関根正二の20年というあまりに短い生涯を顧み、その中で煌めく才能にあふれた貴重な作品が集められた過去最大の回顧展です。レセプションでは水沢館長より、関根正二の才能にいち早く注目し、展覧会やコレクションを積極的に行ってきた神奈川県立近代美術館と彼の深い関わりについてのお話がありました。
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