江戸のエナジー 風俗画と浮世絵

静嘉堂文庫美術館 | 東京都

浮世絵の「浮世」は、もとは「憂世(うきよ)」と書きました。中世までは、憂いことの多い世の中を悲観する概念でしたが、江戸時代に入りこうした厭世的なものではなく、経済生活を確立しつつあった町人たちによって“はかないこの世を享楽的に生きよう”という庶民のエナジーによって大きく変化し始めます。 絵画においても、日常生活は画題となり、庶民も絵を買い求め、絵師たちは多彩な活動を始めたのです。とりわけ時代を映す鏡のような風俗画や浮世絵の誕生はその最たるものといえるでしょう。 本展では、静嘉堂秘蔵の肉筆浮世絵や浮世絵版画を、多数初公開いたします。特に肉筆浮世絵は、明治末期に海外向けに出版された豪華画集に日本を代表する名品として掲載されたものを多数含みます。また、浮世絵版画も長らく公開の機会に恵まれなかった作品群です。本展では、まずは重要文化財「四条河原遊楽図屏風」や修理後初公開となる英一蝶「朝暾曳馬図」、円山応挙「江口君図」などの静嘉堂を代表する名品をご堪能ください。その上で、この度、新出の浮世絵をたっぷりとご覧ください。近世初期風俗画や浮世絵を成立・展開させた、溢れるばかりの江戸のエナジーは、江戸時代を通じて、江戸・上方を問わず、文化の根底に流れていたことを感じていただければ幸いです。
会期
2020年12月19日(Sa)〜2021年2月7日(Su)
会期終了
開館時間
10:00~16:30(入館は16:00まで)
料金
一般 1,000円 / 大学生・高校生および障がい者手帳をお持ちの方(同伴者1名を含む)700円 / 中学生以下無料
休館日毎週月曜日、年末年始(12月28日~1月4日)、1月12日(1月11日は開館)
公式サイトhttp://www.seikado.or.jp/
会場
静嘉堂文庫美術館
住所
〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-1-1 明治生命館1F
050-5541-8600(ハローダイヤル)
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