岩手県の「岩手・戦争を記録する会」は、東日本大震災で被災した釜石市内の旧海軍弾薬庫(海軍武官府)や「釜石市戦災資料館」などの現地調査を実施し、武官府の保存や資料館の再建を求める要望書を同市に提出した。
1945年に二度にわたって艦砲射撃を受けている釜石市は、2010年8月、市民団体などの要望に応え、市街地中心部に戦災資料館を開設したが、震災で資料館は壊滅。展示品の大半が津波とともに流失した。
要望書には、艦砲射撃の犠牲者と東日本大震災犠牲者の名を追悼碑やモニュメントなどに刻み、後世に伝えていくことも盛り込んだ。
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MUSEUM ACTION「釜石市戦災資料館」レポート