ニュース
    近代日本画の巨匠・速水御舟、没後80年記念展が開催中 ── 世田谷美術館
    (掲載日時:2015年6月12日)
    世田谷美術館「速水御舟とその周辺 ─ 大正期日本画の俊英たち」

    世田谷美術館で開催中の「速水御舟とその周辺 ─ 大正期日本画の俊英たち」は、6月2日(火)から後期展がスタートした。

    展覧会は、大正~昭和初期に活躍した日本画家の速水御舟(1894-1935)の没後80年を記念した企画展。

    御舟は歴史画から出発し、印象派の点描に似た新南画、中国の院体画を思わせる写実を極めた花鳥画、琳派の奥行を排した金屏風、渡欧後、西洋絵画の群像表現に魅せられ人体表現へと向うなど、画風を変化させながら自らの絵画を追及していったが、40歳の若さで腸チフスのため死去。その才能を惜しむ声が各界から寄せられた。

    展覧会では御舟の師匠である松本楓湖、兄弟子の今村紫紅、同輩でライバルの小茂田青樹、仲間の牛田雞村、黒田古郷、小山大月に、御舟一門の高橋周桑と吉田善彦を加え、御舟の作品と共に周辺作家の作品を一堂に紹介する。

    後期展では、御舟が20代後半で描いた写実を極めた金屏風《菊花図》など、計158件(御舟の作品は48件)が展示されている。

    「速水御舟とその周辺 ─ 大正期日本画の俊英たち」は世田谷美術館で、2015年7月5日(日)まで開催。観覧料は一般 1,200円、65歳以上 1,000円、大高生 800円、中小生 500円。
     世田谷美術館「速水御舟とその周辺 ─ 大正期日本画の俊英たち」の取材レポートはこちら

    発信:インターネットミュージアム

    世田谷美術館 施設詳細ページ
    「速水御舟とその周辺 ─ 大正期日本画の俊英たち」情報ページ
    「速水御舟とその周辺 ─ 大正期日本画の俊英たち」公式ページ
    おすすめレポート
    ご招待券プレゼント
    学芸員募集
    阪神甲子園球場職員(歴史館担当) [阪神甲子園球場(兵庫県西宮市、阪神電車「甲子園駅」徒歩3分)]
    兵庫県
    【公益財団法人 ポーラ伝統文化振興財団】学芸員募集! [ポーラ伝統文化振興財団(品川区西五反田)141-0031 東京都品川区西五反田2-2-10 ポーラ五反田第二ビル]
    東京都
    ほまれあ(三条市歴史民俗産業資料館別館)学芸員募集 [ほまれあ(三条市歴史民俗産業資料館別館)]
    新潟県
    KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭2026 サポートスタッフ募集(ボランティア) [京都文化博物館 別館、誉田屋源兵衛 竹院の間、京都市京セラ美術館 別本館 南回廊2階、Ygion、ASPHODEL、嶋臺ギャラリー、出町桝形商店街など [京都府]]
    京都府
    2026.4.1採用 国立新美術館 総務課研究補佐員(広報室)公募(2026年2月2日正午締切) [国立新美術館]
    東京都
    展覧会ランキング
    1
    国立新美術館 | 東京都
    ルーヴル美術館展 ルネサンス
    開催まであと253日
    2026年9月9日(水)〜12月13日(日)
    2
    国立西洋美術館 | 東京都
    オルセー美術館所蔵 印象派ー室内をめぐる物語
    開催中[あと47日]
    2025年10月25日(土)〜2026年2月15日(日)
    3
    森アーツセンターギャラリー | 東京都
    マチュピチュ展
    開催中[あと61日]
    2025年11月22日(土)〜2026年3月1日(日)
    4
    国立科学博物館 | 東京都
    特別展「大絶滅展―生命史のビッグファイブ」
    開催中[あと55日]
    2025年11月1日(土)〜2026年2月23日(月)
    5
    寺田倉庫G1ビル | 東京都
    ガウディ没後100年公式事業 NAKED meets ガウディ展
    開催まであと11日
    2026年1月10日(土)〜3月15日(日)