2018年10月1日(月)、東京・台東区の東京国立博物館で「マルセル・デュシャンと日本美術」のプレス向け内覧会が開催された。
「現代美術の父」と称されるフランス生まれの美術家、マルセル・デュシャン(1887-1968)をテーマにした特別展。
展覧会は2部構成。第1部「デュシャン 人と作品」は、フィラデルフィア美術館(米国)が企画・監修し、アジアの3会場で開催される巡回展。フィラデルフィア美術館が所有する油彩画、レディメイド、関連資料および写真など計150余点で、デュシャンの人生と60年以上にわたる芸術活動を時系列でたどる。
デュシャンを一躍有名にした絵画《階段を降りる裸体 No.2》、レディメイド作品の《自転車の車輪》《瓶乾燥器》《泉》などが展示される。
第2部「デュシャンの向こうに日本がみえる。」展は、デュシャンの作品と日本美術を比較する試み。「400年前のレディメイド」として、竹を花入に用いて価値をもたせた、伝千利休作の《竹一重切花入》などを紹介。西洋と異なる日本の美術の意味を問い直す事で、日本の美の楽しみ方を新たに提案する。
「マルセル・デュシャンと日本美術」は東京国立博物館で、2018年10月2日(火)~12月9日(日)に開催。観覧料は一般 1,200円、大学生 900円、高校生 700円、中学生以下は無料。前売りは一般 900円、大学生 700円、高校生 500円で2018年10月1日(月)23:59まで発売。
「マルセル・デュシャンと日本美術」のチケットはこちら | |
|
東京国立博物館「マルセル・デュシャンと日本美術」の取材レポートはこちら発信:
インターネットミュージアム>
東京国立博物館 施設詳細ページ>
「マルセル・デュシャンと日本美術」情報ページ>
「マルセル・デュシャンと日本美術」公式ページ