2019年8月29日(木)、東京・千代田区の東京ステーションギャラリーで「没後90年記念 岸田劉生展」のプレス向け内覧会が開催された。
大正から昭和初期にかけて活躍した洋画家・岸田劉生(1891-1929)の没後90年を記念した大回顧展。
岸田劉生は黒田清輝が主宰する白馬会葵橋洋画研究所で油彩画を学び、1912年に斎藤与里、高村光太郎、萬鐡五郎らとともにヒユウザン会を結成。1915年には木村荘八、椿貞雄らとともに草土社を結成し、若い画家たちに大きな影響を与えた。
娘・麗子の誕生を契機に、究極の写実による油彩画を志したが、満洲旅行から帰国直後に体調を崩し、38歳で客死している。
展覧会では岸田劉生を代表する作品を、年代順に150点以上(会期中通して)展示。重要文化財《道路と土手と塀(切通之写生)》(東京国立近代美術館蔵)をはじめ、全国各地から作品を揃えた。
「没後90年記念 岸田劉生展」は東京ステーションギャラリーで、2019年8月30日(金)~10月20日(日)に開催。観覧料は一般 1,100円、高校・大学生 900円、中学生以下無料。
東京ステーションギャラリー「没後90年記念 岸田劉生展」の取材レポートはこちら発信:
インターネットミュージアム>
東京ステーションギャラリー 施設詳細ページ>
「没後90年記念 岸田劉生展」情報ページ>
東京ステーションギャラリー 公式ページ