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松井冬子展 ―世界中の子と友達になれる―
横浜美術館 | 神奈川県
美貌に潜む狂気
鶏をわしづかみにする黒髪の幽霊、裂けた腹から内臓を見せる美女…描くのは、東京藝術大学日本画科で女性初の博士号を取得した美しき日本画家、松井冬子さん。公立美術館では初めてとなる個展が、横浜美術館で開催中です。
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第8章「ナルシシズム」

第4章「部位」。屠殺された仔牛の綿密なスケッチと、切り裂かれた腹から臓物を出す美少女。

《世界中の子と友達になれる》 2002年(平成14) 絹本着色、裏箔、紙 181.8×227.8cm 作家蔵(横浜美術館寄託)

「世界中の子と友達になれる」の下図。様々な構成案が見て取れます。左下の1点にはメモ書きがビッシリ。

第5章「腑分」(ふわけ)。腑分とは、江戸時代に行われた人体解剖のこと。松井さんは「臓物を描くことは真実を見つめること」だと言います。

第9章「彼方」

第7章「九相図」。左3点が新作。死した全裸の美女に、蛆がたかり、蛇に食され、最後は骨だけになる。

松井冬子 (撮影:中川真人)
| 会場 | |
| 会期 | 2011年12月17日(土)~2012年3月18日(日) 会期終了 |
| 開館時間 | 10:00~18:00 (入館は閉館の30分前まで) |
| 休館日 | 木曜日、年末年始 ※木曜日に祝日開館した場合はその翌日。 |
| 住所 | 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1 |
| 電話 | 045-221-0300 |
| 公式サイト | http://www.yaf.or.jp/yma/ |
| 展覧会詳細 | 松井冬子展 —世界中の子と友達になれる— 詳細情報 |
