泉屋博古館東京「光陰礼讃 ― モネからはじまる住友洋画コレクション」会場
今年3月にリニューアルオープンした泉屋博古館東京で、日本近代洋画の数々を絵画史の流れにそって紹介する展覧会が始まる。
住友コレクションにおける近代洋画は、明治30年(1897)に住友吉左衞門友純(春翠)が欧米視察中のパリでモネの油彩画2点を入手した事からスタート。
一方で同時代のジャン=ポール・ローランスなどフランス・アカデミーの古典派絵画も収集しており、同時代の印象派と古典派の作品が揃っているところは住友洋画コレクションの特徴といえる。
展覧会では、光を追い求めた印象派と陰影表現による実在感を追究した古典派を「光陰」と捉え、二つの流れから発展した日本近代洋画を展示する。
「光陰礼讃 ― モネからはじまる住友洋画コレクション」は泉屋博古館東京で2022年5月21日(土)~7月31日(日)に開催。入館料は一般 1,000円など。
泉屋博古館東京「光陰礼讃 ― モネからはじまる住友洋画コレクション」会場
泉屋博古館東京「光陰礼讃 ― モネからはじまる住友洋画コレクション」会場
泉屋博古館東京「光陰礼讃 ― モネからはじまる住友洋画コレクション」会場