ニュース
    ネコをテーマにした現代アート展 ― 豊田市美術館「ねこのほそ道」
    (掲載日時:2023年2月26日)

    豊田市美術館「ねこのほそ道」会場
    豊田市美術館「ねこのほそ道」会場

    決して飼いならされることなく、野生を保ったまま人間とともに暮らすネコをテーマに、さまざまな現代アート作品を紹介する展覧会が、愛知県で開催されている。

    これまで人間は多くの種に影響を及ぼし、世界中の動物を絶滅へと追いやってきたが、ネコは長い時間をかけて人間と暮らすようになってきた。

    人間が自然を離れて都市に住むと、ネコも都市で生活するようになるが、一方で人工的な環境でも決して手なづけられることのない、小さな自然ともいえる。

    また、なにかの役に立っているわけではないのに飼い主の情緒に豊かに訴える、変わった存在でもある。

    展覧会では、ネコを隙間や内と外を自在に行き来する逸脱可能性として、また言葉の秩序から逃れる不可思議な存在としてとらえ、自由、野生、ユーモア、ナンセンス溢れる、ネコのような現代アートを紹介する。

    出展作家は、泉太郎、大田黒衣美、落合多武、岸本清子、佐々木健、五月女哲平、中山英之+砂山太一の各氏。

    展覧会「ねこのほそ道」は豊田市美術館で、2023年2月25日(土)~5月21日(日)に開催。観覧料は一般 1,000円など。

    豊田市美術館「ねこのほそ道」会場入口
    豊田市美術館「ねこのほそ道」会場入口

    豊田市美術館「ねこのほそ道」会場
    豊田市美術館「ねこのほそ道」会場

    このニュースに関連するミュージアム
    おすすめレポート
    学芸員募集
    【公益財団法人 ポーラ伝統文化振興財団】学芸員募集! [ポーラ伝統文化振興財団(品川区西五反田)141-0031 東京都品川区西五反田2-2-10 ポーラ五反田第二ビル]
    東京都
    北海道標津町文化財担当職員募集 [標津町ポー川史跡自然公園]
    北海道
    学芸員募集中!奄美和光園交流会館 [奄美和光園交流会館]
    鹿児島県
    高知市職員(発掘調査員)募集 [高知市民権・文化財課]
    高知県
    新宿区文化財研究員(埋蔵文化財担当)募集 [新宿区文化観光産業部文化観光課文化資源係(新宿区役所第一分庁舎6階)等]
    東京都
    展覧会ランキング
    1
    国立科学博物館 | 東京都
    特別展「氷河期展 〜人類が見た4万年前の世界〜」
    開催中[あと53日]
    2025年7月12日(土)〜10月13日(月)
    2
    東京国立博物館 | 東京都
    特別展「江戸☆大奥」
    開催中[あと31日]
    2025年7月19日(土)〜9月21日(日)
    3
    アーティゾン美術館 | 東京都
    クロード・モネ -風景への問いかけ
    開催まであと170日
    2026年2月7日(土)〜5月24日(日)
    4
    国立西洋美術館 | 東京都
    スウェーデン国立美術館 素描コレクション展―ルネサンスからバロックまで
    開催中[あと38日]
    2025年7月1日(火)〜9月28日(日)
    5
    松屋銀座 | 東京都
    モンチッチ展
    もうすぐ終了[あと4日]
    2025年8月13日(水)〜8月25日(月)