角川武蔵野ミュージアム「サルバドール・ダリ ― エンドレス・エニグマ 永遠の謎 ―」会場
シュルレアリスムを代表する画家、サルバドール・ダリ(1904-1989)の絵画や写真などを、床や壁面360度の映像で紹介する体感型の展覧会が、埼玉県ではじまる。
展覧会は「アートと物語を全身で浴びる没入(イマーシブ)体験」と銘打った角川武蔵野ミュージアム「体感型デジタルアート劇場」の第三弾。
1,100㎡以上の巨大空間を映像と音楽で包み込むもので、第一弾「浮世絵劇場 from Paris」(2021 年)、第二弾「ファン・ゴッホ―僕には世界がこう見えるー」(2022 年)を開催。「ファン・ゴッホ」展の来場者は24万人を超えている。
今回も「ファン・ゴッホ」展でクリエイティブディレクターを務めたジャンフランコ氏が担当し、《記憶の固執》《聖アントワーヌの誘惑》《レダ・アトミカ》などダリの代表作をはじめ、写真、インスタレーション、映画、記録写真などから構成される映像を、ピンク・フロイドの楽曲が鳴り響く中、床や壁面360度に投影。
特徴的な口ひげを持つユニークな風貌、奇妙で超自然的なものへの執着、彼のミューズであり協力者でもあった妻のガラへの愛情、多岐にわたるメディアでの活動など、ダリのさまざまな側面に焦点を当てながら、来場者をダリの独特な世界へと誘う。
「サルバドール・ダリ ― エンドレス・エニグマ 永遠の謎 ―」は埼玉・所沢市の角川武蔵野ミュージアム 1階グランドギャラリーで、2023年12月20日(水)~2024年5月31日(金)に開催。観覧料は一般 2,500円など。
Creative Direction: Gianfranco Iannuzzi Created by : Gianfranco Iannuzzi – Renato Gatto – Massimiliano Siccardi KCM Editing: Rino Tagliafierro Production: Culturespaces Digital®
角川武蔵野ミュージアム「サルバドール・ダリ ― エンドレス・エニグマ 永遠の謎 ―」会場
角川武蔵野ミュージアム「サルバドール・ダリ ― エンドレス・エニグマ 永遠の謎 ―」会場
角川武蔵野ミュージアム「サルバドール・ダリ ― エンドレス・エニグマ 永遠の謎 ―」会場 ©角川武蔵野ミュージアム
角川武蔵野ミュージアム「サルバドール・ダリ ― エンドレス・エニグマ 永遠の謎 ―」会場 ©角川武蔵野ミュージアム