「遠距離現在　Universal / Remote」国立新美術館　2024年　展示風景

資本と情報が世界規模で移動する現代社会の状況を踏まえ、8名と1組の現代美術作品を紹介する展覧会が、東京で始まる。

第1部「Pan-の規模で拡大し続ける社会」、第2部「リモート化する個人」の2つを軸に、過剰な監視システム、精密なテクノロジーがもたらす滑稽さ、人間の深い孤独を感じさせる作品など、ポストコロナ時代の世界と真摯に向き合う作品を紹介する。

出品作家は、第1部が井田大介、トレヴァー・パグレン、ジョルジ・ガゴ・ガゴシツェ＋ヒト・シュタイエル＋ミロス・トラキロヴィチ、徐冰（シュ・ビン）、地主麻衣子。第2部がティナ・エングホフ、チャ・ジェミン、エヴァン・ロス、木浦奈津子。

「遠距離現在　Universal / Remote」は、国立新美術館 企画展示室 1E、2024年3月6日（水）～6月3日（月）で開催。観覧料は一般 1,500円など。

国立新美術館「遠距離現在　Universal / Remote」プレスカンファレンス会場より　（左から）逢坂恵理子（国立新美術館 館長）、尹志慧（国立新美術館 特定研究員）、ティナ・エングオフ、エヴァン・ロス、井田大介、地主麻衣子、木浦奈津子

「遠距離現在　Universal / Remote」国立新美術館　2024年　展示風景

「遠距離現在　Universal / Remote」国立新美術館　2024年　展示風景