大阪市立美術館

約2年半に及ぶ大規模改修工事を行なっていた大阪市立美術館が、2025年3月1日（土）にリニューアルオープンする。

天王寺公園の中にある大阪市立美術館は、1936年（昭和11）に開館。敷地は住友家の本邸があった所で、美術館の建設を目的に庭園（慶沢園）とともに大阪市に寄贈された。

美術館は新たに、本館と地下展覧会室の入口を一体化したバリアフリーのエントランスや、慶沢園を臨めるテラスを設けたほか、収蔵エリアの拡大や空調設備が一新された。

また中央ホールは、後に張られた天井を撤去してオリジナルの天井に戻すなど、可能な限り創建時の姿に近づけた。

その中央ホールは無料ゾーンとするなど「ひらかれた美術館」を目指していく。

リニューアル後最初の展覧会は、特別展「What’s　New!　大阪市立美術館　名品珍品大公開!!」。美術館の最新の姿を披露する展覧会として、久しぶりに会った相手にへの近況挨拶と、“最新・新着情報”の2つの意味をもつ「What’s new」という言葉が使用された。

展覧会は美術館全館を使用し、絵画や書蹟、拓本、彫刻、漆工、金工、陶磁、考古など分野ごとに選りすぐりの作品約200件を一堂に展観する。

リニューアルオープン記念特別展「What’s　New!　大阪市立美術館　名品珍品大公開!!」は大阪市立美術館で3月30日（日）まで開催。観覧料は一般 1,800円など。

大阪市立美術館

大阪市立美術館 リニューアルオープン記念特別展「What’s　New!　大阪市立美術館　名品珍品大公開!!」 会場

大阪市立美術館 リニューアルオープン記念特別展「What’s　New!　大阪市立美術館　名品珍品大公開!!」 会場

大阪市立美術館 リニューアルオープン記念特別展「What’s　New!　大阪市立美術館　名品珍品大公開!!」 会場