国立西洋美術館「スウェーデン国立美術館 素描コレクション展―ルネサンスからバロックまで」

ストックホルムにあるスウェーデン国立美術館の素描コレクションの名品を紹介する展覧会が、東京ではじまる。

王家が収集した美術品を基盤にした世界で最も古い美術館のうちの一つであるスウェーデン国立美術館は、質、量ともに充実した素描コレクションとして知られている。

展覧会ではデューラーやルーベンス、レンブラントらルネサンスからバロックに描かれた作品を展示される。　

光や振動などの影響を受けやすい素描作品は、通常海外からまとまって公開されることは少なく、スウェーデン国立美術館の素描コレクションが日本で紹介されるのは今回が初めての機会となった。

開幕前の報道内覧会では、音声ガイドナビゲーターを務める元宝塚歌劇団月組トップスターで、女優の月城かなとさんが出席。展覧会ついて月城さんは「その繊細さや紙の質感、タッチなどを、ぜひ間近で楽しんでいただきたいです。今回は写真撮影も可能なので、感動を家に持ち帰っていただければ」と魅力を語った。

「スウェーデン国立美術館 素描コレクション展―ルネサンスからバロックまで」は国立西洋美術館で、2025年7月1日（火）〜9月28日（日）に開催。観覧料は一般 2,000円など。

国立西洋美術館「スウェーデン国立美術館 素描コレクション展―ルネサンスからバロックまで」 会場 女優の月城かなとさん

国立西洋美術館「スウェーデン国立美術館 素描コレクション展―ルネサンスからバロックまで」 　コルネリス・フィッセル《眠る犬》17世紀半ば頃　スウェーデン国立美術館蔵

国立西洋美術館「スウェーデン国立美術館 素描コレクション展―ルネサンスからバロックまで」

国立西洋美術館「スウェーデン国立美術館 素描コレクション展―ルネサンスからバロックまで」

ミュージアムショップにて販売 コルネリス・フィッセル《眠る犬》をモチーフとした、可愛いぬいぐるみと抱き枕