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歴博「近代」展示が33年ぶりに刷新 ─ 入館料も改定へ
(掲載日時:2026年3月16日)

国立歴史民俗博物館 総合展示第5室「近代」
千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館で、総合展示第5室「近代」が2026年3月17日(火)にリニューアルオープンする。1993年に旧第5室がオープンしてから、「近代」の全面的な展示更新は33年ぶり。
国立歴史民俗博物館の総合展示は第1室から第6室までで構成され、日本の歴史と民俗を時代やテーマごとに紹介。今回刷新される第5室「近代」では、世界のなかの近代日本社会の歴史を「〈国民〉の誕生」「近代化する人びとのくらしと仕事」「〈帝国〉日本の社会と人びと」の三つのテーマから捉える展示となる。
19世紀後半、日本は世界的な通商体制のなかに組み込まれ、明治維新を経て近代国家の形成が進んだ。
展示では、近代社会を理解するための資料として、多くの地図や写真、生活資料などを紹介。鉄道や電信など近代インフラの整備を示す地図、工場や鉱山の労働を伝える資料、輸出品や日用品などのモノ資料を通して、近代日本の社会と人びとの生活を具体的に示す構成となる。
また、近代社会を多面的に捉えるため、「アイヌにとっての近代」「琉球・沖縄からみた近代」「『水平』をめざして」といった視点も設けられ、地域や民族、社会的立場の違いから近代の経験を見つめ直す展示が展開される。
さらに総合展示第6室「現代」の冒頭にある「戦争と平和」の展示もあわせて更新され、人びとの生活と戦争の関係を考える内容が充実する。
なお、同日から入館料も改定。総合展示の観覧料は一般 900円(従来は 600円)、大学生 500円(同 250円)となる。

国立歴史民俗博物館 総合展示第5室「近代」

国立歴史民俗博物館 総合展示第5室「近代」

国立歴史民俗博物館 総合展示第5室「近代」
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国立歴史民俗博物館
千葉県
