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小林一三の審美眼をたどる ─ サントリー美術館で「逸翁美術館コレクション 蕪村・呉春と茶の湯の名品」
(掲載日時:2026年9月15日)

サントリー美術館「逸翁美術館コレクション 蕪村・呉春と茶の湯の名品」会場
サントリー美術館「逸翁美術館コレクション 蕪村・呉春と茶の湯の名品」会場

阪急東宝グループ(現・阪急阪神東宝グループ)の創業者として知られる実業家・小林一三(1873~1957)のコレクションを紹介する「逸翁美術館コレクション 蕪村・呉春と茶の湯の名品」が、東京・六本木のサントリー美術館で始まる。

小林一三の雅号「逸翁」を冠する逸翁美術館は、1957年に大阪・池田市に設立。収蔵品は古筆切や茶道具、与謝蕪村・呉春の絵画など約5,500件におよび、本展では、その中から選りすぐりの名品を紹介する。

展示は「古筆・経巻」「中世・近世の絵画と工芸」「蕪村と呉春 近世諸派の絵画」「逸翁の茶道具」「近代芸術家と逸翁」の5章で構成。重要文化財《佐竹本三十六歌仙切 藤原高光》や《芦引絵》、狩野光信による重要文化財《豊臣秀吉画像》など、古筆・絵画・工芸の名品が並ぶ。

コレクションの中核をなすのが、与謝蕪村と呉春の作品群である。蕪村の重要文化財《奥の細道画巻》は会期中に巻替えを行いながら全巻を紹介。呉春の重要文化財《白梅図屛風》も通期で展示されるほか、長沢芦雪、松村景文、谷文晁、森狙仙らの作品も紹介される。

また、近代数寄者として知られた逸翁の茶の湯にも注目。逸翁は中国陶磁や日本の茶道具だけでなく、外遊先で入手した西洋の陶磁器やガラス器を茶器に見立てるなど、既成の枠にとらわれない茶の湯を実践した。

あわせて、鏑木清方、鈴木華邨、三砂良哉、北大路魯山人、河井寛次郎、与謝野晶子ら同時代の芸術家との交流も取り上げる。

「逸翁美術館コレクション 蕪村・呉春と茶の湯の名品」は、サントリー美術館で2026年9月16日(水)~11月8日(日)に開催。観覧料は一般当日1,700円など。

サントリー美術館「逸翁美術館コレクション 蕪村・呉春と茶の湯の名品」会場
サントリー美術館「逸翁美術館コレクション 蕪村・呉春と茶の湯の名品」会場

サントリー美術館「逸翁美術館コレクション 蕪村・呉春と茶の湯の名品」会場
サントリー美術館「逸翁美術館コレクション 蕪村・呉春と茶の湯の名品」会場

サントリー美術館「逸翁美術館コレクション 蕪村・呉春と茶の湯の名品」会場
サントリー美術館「逸翁美術館コレクション 蕪村・呉春と茶の湯の名品」会場

サントリー美術館「逸翁美術館コレクション 蕪村・呉春と茶の湯の名品」会場
サントリー美術館「逸翁美術館コレクション 蕪村・呉春と茶の湯の名品」会場

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