ポーラミュージアムアネックス TakahiroMatsuo「INTENSITY」 会場風景
光のアートやデザインワークを手がけるアーティスト、松尾高弘の展覧会が、ポーラミュージアムアネックスで始まる。
松尾高弘(1979-)は映像、照明、オブジェクト、テクノロジー、インタラクションによる、身体や感覚に訴えかけるインスタレーション作品を制作。
ミラノサローネでは、2009年にCANON『NEOREAL』、2018年にKAWAI(河合楽器製作所)「CrystalRain」と、近年は数多くのラグジュアリーブランドとのタイアップによる光のアートワークを手掛け続けている。
今回は光や現象による「INTENSITY(=強度)」をコンセプトに、光のエネルギーやコントラストを力強く知覚体験できる作品3点を展示。
新作《SPECTRA / スぺクトラ》は、世界初の技術を使ったインスタレーション作品。特殊なLEDの光がリアルな水に透過し反射することで、閃光や流星のように、まばゆいほどの輝きを放つ。
他に、映像インスタレーション《Phenomenon / フェノメノン》、ライティングオブジェクト《FLARE / フレア》も展示される。
松尾の展覧会がポーラミュージアムアネックスで開催されるのは、2011年の「LIGHTEMOTION」以来、9年ぶり。
TakahiroMatsuo「INTENSITY」はポーラミュージアムアネックスで、2020年7月20日(月)~9月6日(日)に開催。入場無料だが、観覧にはウェブサイトでの事前予約が必要となる。
※[8/25追記:会期は9/22までに延長となった]
関連サイト:ポーラミュージアムアネックス Takahiro Matsuo 「INTENSITY」公式サイト
関連サイト:IM 取材レポート「松尾高弘 インタラクティブアート展 -LIGHT EMOTION-」(2011年)