新型コロナウイルスの影響で2月29日から休館が続いていた根津美術館は、9月19日から再開する。
根津美術館は2月に開催されていた「虎屋のおひなさま」展の会期途中で休館。予定されていた「国宝燕子花図屏風 色彩の誘惑」「茶入と茶碗『大正名器鑑』の世界」は、ともに開催中止となっていた。
9月19日から開催されるのは「モノクロームの冒険 日本近世の水墨と白描」展。抑揚のある描線を駆使する水墨画と、均質な細い線を主とする白描画の魅力を、日本近世の作例で紹介していく。
再開にあたって、入館には日時指定予約制を導入。根津倶楽部会員、招待はがき等がある方も含め、すべての来場者が対象となり、当日予約はできない。
予約は9月上旬から、公式サイトで開始(クレジットカード決済のみ)。予約は上限4名で、当面、団体予約受付は中止となる。詳細は追って、公式サイトで案内される。
企画展「モノクロームの冒険 日本近世の水墨と白描」は、11月3日(日)まで。
関連サイト:根津美術館 公式サイト
関連サイト:IMレポート「特別展 虎屋のおひなさま」 ※休館前最後の展覧会