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レポート
ゴールデンカムイ展
東京ドームシティ Gallery AaMo(ギャラリー アーモ) | 東京都
明治末期の北海道・樺太が舞台。野田サトルさんによる人気漫画が展覧会に
金塊争奪戦を発端とした杉元佐一やアイヌの少女アシ(リ)パらの躍動を体感
120点を超えるイラストをはじめ作中に登場した民具などの関連資料も展示

明治末期の北海道・樺太を舞台にした人気漫画『ゴールデンカムイ』。元兵士の杉元佐一やアイヌの少女アシ(リ)パらが金塊争奪戦を発端に躍動する物語は、この4月で約8年の歴史に幕を下ろしました。

漫画家の野田サトルさんが手がけ、多くのファンを魅了した『ゴールデンカムイ』の世界を、120点を超えるイラストをはじめ、作中に登場した民具など関連資料も含めて紹介する大規模な展覧会が、東京ドームシティ Gallery AaMo(ギャラリー アーモ)で開催中です。

※アシ(リ)パのリは小文字が正式表示。



東京ドームシティ Gallery AaMo(ギャラリー アーモ)「ゴールデンカムイ展」会場入口 ©野田サトル/集英社


『ゴールデンカムイ』は2014年8月発売の「週刊ヤングジャンプ」から連載スタート。展覧会では、杉元やアシ(リ)パらの躍動を体感し、二人がたどった旅路を追体験できる構成です。

会場は第1ゾーン「金塊争奪戦の開幕」から。物語のメインテーマは、アイヌが秘蔵していた金塊をめぐる争い。壮絶な金塊争奪戦に参戦した主要キャラクターの肖像がずらりと並びます。



第1ゾーン「金塊争奪戦の開幕」 ©野田サトル/集英社


第2ゾーンは「24人の刺青囚人」。金塊の隠し場所が示されているのは、網走監獄に収監されていた24人の死刑囚たち。

脱獄して北の大地に潜伏しているとされる死刑囚に、刺青の暗号が掘り込まれています。



第2ゾーン「24人の刺青囚人」 ©野田サトル/集英社


第3ゾーンは「命を繋ぐものたち」。骨太な物語を支えているのが、地域性を感じる人々の描写。作品には北海道アイヌをはじめ、樺太アイヌ、ウイルタ民族、ニヴフ民族、ロシアの人々などざまな地域の日常が描かれています。

ここでは作中でも登場する民具などのモデルになった資料やそれに近い資料もあわせて展示されています。



第3ゾーン「命を繋ぐものたち」 ©野田サトル/集英社


第4ゾーンは「それぞれの役目」。作品の中で大きな戦いが3つありました。

1つ目は、のっぺらぼうを確保するために杉元一行と土方一派が手を組んだ、網走での第七師団との死闘。2つ目は、アシ(リ)パをキロランケと尾形から取り戻すため、杉元一行と第七師団が樺太に乗り出すゲリラ戦。そして、札幌で刺青囚人を捕縛するため、杉元一行と土方一派が結託した戦い。

3つの戦いを時系列で追っていきます。



第4ゾーン「それぞれの役目」 ©野田サトル/集英社


第5ゾーンはカラフルな「黄金色名画廊」。物語の始まりからこれまでを飾ったカラーイラストの中から、厳選された約50点が並びます。



第5ゾーン「黄金色名画廊」 ©野田サトル/集英社


最後の第6ゾーンは「そして未来へ」。物語のクライマックスをイラストで辿ります。

TVアニメ『ゴールデンカムイ』第四期は10月よりTOKYO MXほかにて放送開始。実写映画化も発表されました。遅れてきたファンは、この展覧会から追いついてください。

[ 取材・撮影・文:古川幹夫 / 2022年4月27日 ]

第1ゾーン「金塊争奪戦の開幕」 ©野田サトル/集英社
第2ゾーン「24人の刺青囚人」入口 ©野田サトル/集英社
第3ゾーン「命を繋ぐものたち」 ©野田サトル/集英社
展覧会のオープニングイベントに登場したM-1王者のお笑いコンビ、錦鯉 ©野田サトル/集英社
会場
東京ドームシティ Gallery AaMo(ギャラリー アーモ)
会期
2022年4月28日(Th)〜6月26日(Su)
会期終了
開館時間
11:00~20:00(最終入館は閉館30 分前)
休館日
会期中無休
住所
東京都文京区後楽1-3-61
電話 03-5800-9999(東京ドームシティ わくわくダイヤル) 受付時間:平日・土日・祝日ともに10:00~17:00
03-5800-9999(東京ドームシティ わくわくダイヤル) 受付時間:平日・土日・祝日ともに10:00~17:00
公式サイト https://goldenkamuy-ex.com
料金
一般・大学生 1,800 円
中学・高校生 1,500 円
小学生 1,000 円
グッズ付き 4,000 円
※GW 期間【4月28日(木)~5月8日(日)】及び土・日・祝日は一日あたりの入場者数を制限した「日時指定制」でのチケット販売を行います。詳細は公式サイトをご確認ください。
展覧会詳細 ゴールデンカムイ展 詳細情報
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