中林忠良展 銅版画 ― 腐蝕と光


茅野市美術館

〒 391-0002
長野県 茅野市 塚原1丁目1番1号  茅野市民館内

公式サイト

期間

2019年07月26日~2019年09月08日 終了
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内容

日本版画界を代表する銅版画家・中林忠良(1937-)は東京に生まれ、幼少期を疎開先の新潟で過ごします。東京藝術大学在学時に現代銅版画の先駆者・駒井哲郎に師事しました。繊細で奥深い精神世界とその制作工程に惹きつけられ、油彩画から銅版画の道へと進みます。なかでも腐蝕銅版の技法を用い、現代社会の矛盾や問題点を問うような作品を描き、独自の作品世界を築いていきます。また、東京藝術大学にて後進の指導にあたり、現在は同大学名誉教授を務めます。

1970年代半ば、渡欧経験などを通じて転機を迎えた中林は、地に足をつけた制作へと向かいます。大地や草をモチーフとし、「すべてくちないものはない」という観念から〈Position〉〈転位〉シリーズを制作。1986年に茅野市・蓼科に「山のアトリエ」を構え、さらに移ろいゆく自然の姿に感応していきます。近年は、混沌とした社会へ柔らかな光が差しこむかのような光条を、作品に描き込んでいます。

本展では、初期の油彩作品から〈Position〉〈転位〉シリーズ、最新作までを辿り、銅版画の道具や版に加え、カラーのモノタイプ作品とエッセイの言葉を展示し、思想家ともいえる中林忠良の芸術に迫ります。

料金

一般 500(300)円 / 高校生以下 無料

※( )内は20名以上の団体料金

休館日

火曜日

アクセス

●JR中央線・茅野駅下車、東口隣接
●中央自動車道・諏訪ICより車で約12分

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