電線絵画展 -小林清親から山口晃まで

    練馬区立美術館 | 東京都

    街に縦横無尽に走る電線は美的景観を損ねるものと忌み嫌われ、誰しもが地中化されスッキリと見通しのよい青空広がる街並みに憧れを抱くことは否めません。 しかし、そうした雑然感は私たちにとっては幼いころから慣れ親しんだ故郷や都市の飾らない、そのままの風景であり、ノスタルジーと共に刻み込まれている景観でありましょう。 この展覧会は明治初期から現代に至るまでの電線、電柱が果たした役割と各時代ごとに絵画化された作品の意図を検証し、読み解いていこうとするものです。 文明開化の誇り高き象徴である電信柱を堂々、画面中央に据える小林清親、東京が拡大していく証として電柱を描いた岸田劉生、モダン都市のシンボルとしてキャンバスに架線を走らせる小絲源太郎、電線と架線の交差に幻想を見出した“ミスター電線風景”朝井閑右衛門。 一方で、日本古来よりの陶磁器産業から生まれた碍子(がいし)には造形美を発見することができます。 電線、電柱を通して、近代都市・東京を新たな視点で見つめなおします。
    会期
    2021年2月28日(日)〜4月18日(日)
    会期終了
    開館時間
    10:00~18:00
    ※入館は、原則として17:30まで
    料金
    一般 1,000円、高校・大学生および65~74歳 800円、
    中学生以下および75歳以上無料(その他各種割引制度あり)
    ※一般以外の方(無料・割引対象者)は、年齢等の確認ができるものをお持ちください。
    休館日 月曜日
    公式サイト https://www.neribun.or.jp/museum/
    会場
    練馬区立美術館
    住所
    〒176-0021 東京都練馬区貫井1-36-16
    03-3577-1821
    評価
    電線絵画展 -小林清親から山口晃までのレポート
    1
    接点が無さそうな「美」と「電線」のコラボ、電線を描いた絵画がずらり
    日本最古の電線絵画から“ミスター電線風景”朝井閑右衛門、山口晃など
    「富士山の脇に電柱」が流行の画題に、近代化の象徴としての電線・電柱
    おすすめレポート
    学芸員募集
    アサヒグループ大山崎山荘美術館 広報募集 [アサヒグループ大山崎山荘美術館 京都府乙訓郡大山崎町銭原5−3]
    京都府
    東山旧岸邸 正社員・契約社員 募集! [東山旧岸邸]
    静岡県
    府中市美術館 学芸員募集 [府中市美術館]
    東京都
    学生大歓迎!【アルバイト】名古屋市港防災センター 運営・接客/イベント業務スタッフ 募集! [名古屋市港区港町1-12-20(名古屋市港防災センター)]
    愛知県
    国⽴国際美術館 研究補佐員(情報資料室)募集 [国立国際美術館]
    大阪府
    展覧会ランキング
    1
    アーティゾン美術館 | 東京都
    クロード・モネ -風景への問いかけ
    開催まであと282日
    2026年2月7日(土)〜5月24日(日)
    2
    松屋銀座 | 東京都
    誕生70周年記念 ミッフィー展
    もうすぐ終了[あと11日]
    2025年4月23日(水)〜5月12日(月)
    3
    国立西洋美術館 | 東京都
    西洋絵画、どこから見るか?―ルネサンスから印象派まで
    開催中[あと38日]
    2025年3月11日(火)〜6月8日(日)
    4
    東京国立博物館 | 東京都
    イマーシブシアター 新ジャポニズム ~縄文から浮世絵 そしてアニメへ~
    開催中[あと94日]
    2025年3月25日(火)〜8月3日(日)
    5
    東京都美術館 | 東京都
    ミロ展
    開催中[あと66日]
    2025年3月1日(土)〜7月6日(日)