ニュース
    戦後リアリズム美術運動を主導 ── 府中市美術館で「燃える東京・多摩 画家・新海覚雄の軌跡」展
    (掲載日時:2016年7月18日)
    府中市美術館「常設展特集「燃える東京・多摩 画家・新海覚雄の軌跡」」

    東京・府中市の府中市美術館で「常設展特集「燃える東京・多摩 画家・新海覚雄の軌跡」」が開催されている。

    戦後社会派を代表する画家、新海覚雄(1904-68)の画業を紹介する企画。

    彫刻家・新海竹太郎の長男として生まれた新海覚雄は、川端画学校で油彩画を学んだ後、太平洋画会、二科会、一水会などで活躍。終戦は美術界の民主化を掲げる日本美術会に参加。ヒューマニズムの立場で現実に生きる人々を描き、戦後のリアリズム美術運動を主導した。

    展覧会では1955年に砂川町(現在の立川市北部)で起きた米軍基地拡張に反対する住民運動「砂川闘争」を記録したルポルタージュ絵画や、労働運動のポスター、原水爆を告発するリトグラフなど70点を展示。その活動を展観する。

    「常設展特集「燃える東京・多摩 画家・新海覚雄の軌跡」」は府中市美術館で2016年9月11日(日)まで開催。観覧料は一般 200円、高校・大学生 100円、小・中学生 50円。
     府中市美術館「常設展特集「燃える東京・多摩 画家・新海覚雄の軌跡」」の取材レポートはこちら

    発信:インターネットミュージアム

    府中市美術館 施設詳細ページ
    「常設展特集「燃える東京・多摩 画家・新海覚雄の軌跡」」情報ページ
    「常設展特集「燃える東京・多摩 画家・新海覚雄の軌跡」」公式ページ
    おすすめレポート
    学芸員募集
    大阪府立博物館 学芸員募集(考古・古代史) [大阪府立近つ飛鳥博物館 又は 大阪府立弥生文化博物館]
    大阪府
    【公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団】学芸員募集 [ポーラ伝統文化振興財団(品川区西五反田)141-0031 東京都品川区西五反田2-2-10 ポーラ五反田第二ビル]
    東京都
    丸沼芸術の森 運営スタッフ募集中! [丸沼芸術の森]
    埼玉県
    八尾市歴史民俗資料館 学芸員募集中! [八尾市歴史民俗資料館での学芸員職]
    大阪府
    観峰館 学芸員募集中! [観峰館]
    滋賀県
    展覧会ランキング
    1
    東京ドームシティ Gallery AaMo(ギャラリー アーモ) | 東京都
    逆境回顧録 大カイジ展
    開催中[あと44日]
    2024年3月16日(土)〜5月12日(日)
    2
    SOMPO美術館 | 東京都
    北欧の神秘 ― ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画
    開催中[あと72日]
    2024年3月23日(土)〜6月9日(日)
    3
    東京都美術館 | 東京都
    印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵
    もうすぐ終了[あと9日]
    2024年1月27日(土)〜4月7日(日)
    4
    東京国立近代美術館 | 東京都
    美術館の春まつり
    もうすぐ終了[あと9日]
    2024年3月15日(金)〜4月7日(日)
    5
    国立科学博物館 | 東京都
    特別展「大哺乳類展3-わけてつなげて大行進」
    開催中[あと79日]
    2024年3月16日(土)〜6月16日(日)