
三菱一号館美術館「芳幾・芳年 ― 国芳門下の2大ライバル」会場
江戸時代から明治時代にかけて活躍したふたりの浮世絵師、落合芳幾(1833~1904)と月岡芳年(1839~1892)の作品を紹介する展覧会が、東京ではじまる。
両者はともに、江戸後期を代表する浮世絵師、歌川国芳の門人。
慶応2~3(1866~67)年には、幕末の風潮を反映した残酷な血みどろ絵を共作するなど、良きライバルとして人気を二分していた。
後に、芳幾は発起人として関わった「東京日日新聞」(毎日新聞の前身)の新聞錦絵を描くようになり、芳年は国芳から継承した武者絵を展開して歴史的主題の浮世絵を開拓した。
展覧会では、大阪で書店を営んだ浅井勇助氏が収集した、幕末明治の浮世絵を網羅する「浅井コレクション」など、貴重な個人コレクションを中心に展示。
「最後の浮世絵師」と呼ばれる世代だった両者が、浮世絵衰退の時代において残した足跡を辿る。
「芳幾・芳年 ― 国芳門下の2大ライバル」は三菱一号館美術館で2023年2月25日(土)~4月9日(日)に開催。入館料は一般 1,900円など。
本展の後、会場の三菱一号館美術館は設備入替および建物メンテナンスのため休館になる。再開館は2024年秋頃の予定。

三菱一号館美術館「芳幾・芳年 ― 国芳門下の2大ライバル」会場

三菱一号館美術館「芳幾・芳年 ― 国芳門下の2大ライバル」会場

三菱一号館美術館「芳幾・芳年 ― 国芳門下の2大ライバル」会場