
東京都庭園美術館「ルーシー・リー展―東西をつなぐ優美のうつわ―」会場
20世紀を代表する陶芸家、ルーシー・リー(1902-1995)の作品世界を紹介する展覧会が、東京・白金台の東京都庭園美術館で開催される。
ルーシー・リーは、オーストリア・ウィーンに生まれ、1938年にイギリスへ移住して制作を続けた陶芸家。ろくろが生み出す優雅なフォルム、象嵌や掻き落としによる繊細な文様、豊かな色彩の釉薬表現によって、20世紀陶芸を代表する存在として高い評価を受けている。
本展は、日本では約10年ぶりとなる回顧展。国立工芸館(金沢)に寄託された井内コレクションをはじめ、国内に所蔵される貴重なルーシー・リー作品が一堂に集まり、その創作の歩みを制作初期から円熟期までたどる。
また、ウィーンで出会ったヨーゼフ・ホフマン、イギリスで交流したバーナード・リーチ、ハンス・コパー、濱田庄司らの作品もあわせて展示。東西の文化や人々との出会いを通して育まれた造形の源泉や、作品に込められた信念を読み解く。
会場の東京都庭園美術館は、1933年に朝香宮家の自邸として建てられたアール・デコ建築。本館の空間を生かした展示により、ルーシー・リーの優美なうつわと建築との響き合いも楽しめる。
「ルーシー・リー展―東西をつなぐ優美のうつわ―」は、東京都庭園美術館で2026年7月4日(土)~9月13日(日)に開催。観覧料は一般1,400円など。

東京都庭園美術館「ルーシー・リー展―東西をつなぐ優美のうつわ―」会場

東京都庭園美術館「ルーシー・リー展―東西をつなぐ優美のうつわ―」会場

東京都庭園美術館「ルーシー・リー展―東西をつなぐ優美のうつわ―」会場

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