2014年2月25日(火)、東京・港区の根津美術館で「清麿 幕末の志士を魅了した名工」のプレス内覧会が行われた。
文化10年(1813)信州小諸に生まれ、幕末に活躍した日本刀の名工、源清麿(みなもとのきよまろ、本名:山浦環 やまうらたまき)の生誕200年を記念した企画展。
清麿は21歳の頃江戸に出て作刀に没頭。鎌倉時代の天才刀工「正宗」にちなみ、江戸四谷に住んだことから「四谷正宗」と呼ばれたが、人気絶頂であった嘉永7年(1855)に42歳で自害。原因は今も分かっていない。
展覧会ではダイナミックな姿と、良質の鉄を使った地鉄の美しさ、躍動感のある刃文で当時から高い評価を受けた清麿の名刀の中から、選りすぐりの約50点を一堂に展示する。
「清麿 幕末の志士を魅了した名工」は根津美術館・展示室1で2月26日(水)~4月6日(日)に開催。入場料は一般1,200円、学生(高校生以上)1,000円、中学生以下は無料。展示室2で「神護寺経 ─ きらめく経文 ─」、展示室5で「雛まつり ─ 旧竹田家の雛人形と雛道具 ─ 」、展示室6で「花時の茶事」が同時開催される。
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