パナソニック汐留美術館「和巧絶佳展」会場
日本の美意識に根ざした工芸的な作品を生み出している作家、12名の作品を紹介する展覧会が、パナソニック汐留美術館で始まる。
日本には古くから各地で工芸や手仕事の技が育まれ、さまざまな事象の均質化が進む中、改めて作家の手で生み出された表現に注目が集まっている。
展覧会では、工芸というジャンルにとらわれることなく、素材を用い、技法を駆使して工芸美を探求する、1970年以降に生まれた作家を紹介。
日本の伝統文化の価値を問い直す「和」の美、手わざの極致に挑む「巧」の美、工芸素材の美の可能性を探る「絶佳」の3章で、計12人の作品を展示する。
出展作家は、安達大悟、池田晃将、桑田卓郎、坂井直樹、佐合道子、髙橋賢悟、舘鼻則孝、新里明士、橋本千毅、深堀隆介、見附正康、山本茜の各氏。
特別企画「和巧絶佳展令和時代の超工芸」はパナソニック汐留美術館で7月18日(土)~9月22日(火・祝)に開催。入館料は一般 1,000円など。
東京展の後、宮崎、京都に巡回する。
関連サイト:特別企画「和巧絶佳展 令和時代の超工芸」公式サイト