写真家宮本敏明ポートレート展「つくるひと」。 迫力のポートレート。改めて宮本が見直す写真という媒体の力
投稿者: 【BIOME】中山手での最後の個展!投稿日: 2026-01-03 12:30
2026年01月のKanjiru(Art)展覧会
宮本敏明ポートレート展「つくるひと」
たからものforおくりもの2026 Special版
2026年01月10日(土)-01月31日(土)
12:00−17:30
最終日 12:00−16:00
休廊日 水曜・木曜・金曜日
*アーティスト紹介
<アーティスト紹介>
宮本 敏明(Toshiaki Miyamoto)
神戸市生まれ
30年にわたりパリを拠点に活動し、2021年に日本へ帰国。
主な活動:
• 竹中大工道具館企画「フィリップ・ワイズベッカーが見た日本」カメラワーク担当
• ギャラリーEko Sato(Paris)での個展多数
• 佐藤絵子氏主宰ギャラリーでの展示
• MUJI「Life in Art」関連展示 ギャラリートーク記事
• NEWポストセブン 伊集院静氏の記事掲載 ほか
主な個展・グループ展・出版・動画:
(ご提供の経歴を時系列でそのまま記載)
[個展]
1992 Renault / France
1994–2022 ギャラリーエスパス446
2020–2021 Galerie Eko Sato / Paris
2021 Salon de la photographie – Paris
2023 BIOME Kobe ほか
[グループ展]
1995 Moscou Russe
1997 大阪府立現代美術センター
National Portrait Gallery(London)ほか英国巡回
2003 芦屋市立美術館
2011 東京「写真本 24h」出版記念
2018 大阪茶屋町画廊ほか多数
2022−2025 ギャラリーエスパス446
[パブリックコレクション]
フランス国立図書館
[出版]
写真本「写真本24H」(日経BP)
『Ikebana au musée Cernuschi』〈仏〉
フィリップ・ワイズベッカー著「ホモ・ファーベル(MUJI BOOKS)
「大人の流儀」伊集院静(講談社)
『フランスの針仕事 ブティ 布の彫刻』(日本ヴォーグ社)
『白の優美 ブティ』(文化出版局)全12巻 表紙撮影
[動画]
MUJI 無印良品「MUJI CONNECTS ART #01 」
IDEE Life in Art Philippe Weisebecker 「HANDMADE ハンドメイド」展#l〜#4
竹中大工道具館企画「フィリップ・ワイズベッカーが見た日本」展示映像
竹中大工道具館企画「植物×匠めぐるいのち、つなぐ手しごと」展示映像
「阿蘇山の茅」「伊勢神宮の川口萱地」
*みどころ
<宮本敏明氏からのメッセージ>
長いあいだ人を撮りながら、どこかで“写真には嘘がある”と思っていました。
モノクロに逃げたり、構図の理屈に寄りかかったり、被写体の力に頼りすぎたり──。
自分の撮る写真の根っこに、なにかをごまかしている感覚がつきまとっていたからです。
気がつけば、アイフォンで撮られた何億枚という写真が日々生まれ、そこには技巧ではない“ただ生まれる喜び”が宿っている。それなのに、自分は方法論にしがみつき、写真を「こうあるべきもの」と定義しようとしていた。その滑稽さに、ようやく気づくようになりました。
人がなにかをつくるとき、そこに嘘はありません。手が覚えている動き、積み重ねてきた時間、迷いや葛藤までも含めた“その人そのもの”が姿をあらわす。今回、私はその表情を、できるだけ虚像のないまま、ただカメラを向けて受け止めたいと思いました。好きなカメラとレンズで、カラーのまま、撮影したそのままのプリントをつくる。ようやく、そんなシンプルなことに向き合えるようになった気がします。BIOMEの中山手での最後の個展として、「つくるひと」に宿る静かな強さをぜひ見ていただければと思います。
宮本 敏明