特集
    2025年 秋の展覧会 おすすめ10選 ― 東京版 ― [9月・10月・11月]

    芸術の秋、東京の街を歩けば、至るところで出会える多彩な展覧会。巨匠の名画から新進気鋭の作品まで、この季節ならではの豊かなアート体験を楽しめる注目の10選をご紹介。全国版はこちらです


    ゴッホの夢を受け継いで

    フィンセント・ファン・ゴッホの作品が、家族によってどのように守られ、伝えられてきたのか。ファン・ゴッホ美術館の協力のもと、代表作30点以上に加え、日本初公開となる貴重な手紙4通も展示される「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」。大阪展で来館者10万人にを到達した展覧会が、東京都美術館にて開催します。


    東京都美術館「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」


    ビッグファイブの謎に迫る

    地球に生命が誕生してから40億年。その歴史の中で、小天体の衝突や気候変動、生命自身の影響によって「ビッグファイブ」と呼ばれる5回の大量絶滅がありました。 国立科学博物館で開催される 特別展「大絶滅展―生命史のビッグファイブ」では、5つの大量絶滅の謎と生命進化の壮大なドラマをたどります。


    国立科学博物館 特別展「大絶滅展―生命史のビッグファイブ」


    体感せよ、マチュピチュの謎

    世界各地で累計来場者54万人を突破した人気の展覧会「マチュピチュ展」が、ついにアジア初上陸。ペルー政府公認のもと、ラルコ博物館から貴重な文化財約130点を展示。世界遺産マチュピチュの没入型再現や、アンデス神話をモチーフにした壮大な物語とともに、古代アンデス文明の叡智と芸術を体感することができます。


    森アーツセンターギャラリー「マチュピチュ展」


    350の輝きが語る、ブルガリの創造力

    イタリアを代表するハイジュエラー、ブルガリの色彩表現に迫る「ブルガリ カレイドス 色彩・文化・技巧」が、10年ぶりに日本で開催。過去最大規模となる展覧会では、約350点のジュエリーに加え、現代アーティスト3名によるインスタレーションも展示されます。


    国立新美術館「ブルガリ カレイドス 色彩・文化・技巧」


    おかえりなさい《黒き猫》

    菱田春草の代表作で重要文化財の《黒き猫》が、本格修理を経て永青文庫に帰ってきます。《黒き猫》《落葉》をはじめ、春草の名品4点を期間限定で公開するほか、横山大観や鏑木清方など、細川護立が蒐集した近代日本画の優品も展示。「永青文庫 近代日本画の粋―あの猫が帰って来る!―」は、10月から。


    永青文庫「永青文庫 近代日本画の粋―あの猫が帰って来る!―」


    国宝7躯が揃う奇蹟の空間

    奈良・興福寺の北円堂にある弥勒如来坐像と、無著・世親菩薩立像(いずれも国宝)。鎌倉時代を代表する仏師・運慶が晩年に制作した傑作です。かつて北円堂に安置されていた可能性の高い四天王立像を合わせた7軀の国宝仏を一堂に展示する奇蹟的な特別展「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」は、東京国立博物館で開催です。

    東京国立博物館「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」
    東京国立博物館「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」


    絵金、半世紀ぶりに東京へ

    サントリー美術館では、幕末から明治初期にかけて活躍した土佐の絵師・金蔵、通称「絵金(えきん)」の大規模展が開催。歌舞伎や浄瑠璃を題材にした芝居絵屏風は、今も人々を魅了し続けています。ふだんは地元・高知に分蔵されている作品を一堂に集めた「幕末土佐の天才絵師 絵金」は、9月10日から。


    サントリー美術館「幕末土佐の天才絵師 絵金」


    奇想を超えた革新者

    近年は伊藤若冲や曽我蕭白など“奇想の画家”に押され気味の円山応挙。実は応挙こそが、18世紀京都画壇の革新者でした。写生に基づく創作で新たな地平を切り開き、巨匠としての地位を築いた応挙の軌跡を追う「円山応挙―革新者から巨匠へ」展

    は、三井記念美術館で開催。若冲と応挙による初の合作も東京で初公開です。



    三井記念美術館「円山応挙―革新者から巨匠へ」
    三井記念美術館「円山応挙―革新者から巨匠へ」


    ヴァンクリとアール・デコの記憶

    1925年のアール・デコ博覧会でグランプリを受賞した歴史的なハイジュエリー、ヴァン クリーフ&アーペル。メゾンの美と匠の技に迫る「永遠なる瞬間 ヴァン クリーフ&アーペル ― ハイジュエリーが語るアール・デコ」が、東京都庭園美術館で開催されます。珠玉のジュエリーと、時代を超えて継承される匠の技をご堪能ください。


    東京都庭園美術館「永遠なる瞬間 ヴァン クリーフ&アーペル ― ハイジュエリーが語るアール・デコ」


    アール・デコ博から100年

    1920年代に世界を魅了した装飾様式「アール・デコ」は、服飾にも大きな影響を与えました。幾何学的で洗練されたデザインが光る、ポワレ、シャネル、ランバンらのドレス。京都服飾文化研究財団が所蔵する服飾作品などから100年前の「モード」の魅力に迫る「アール・デコとモード」は、三菱一号館美術館で開催です。


    三菱一号館美術館「アール・デコとモード」

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