「仏教と刀」同時開催「噂の刀展」

一般に仏教は平和な教えというイメージを持つのではないでしょうか。確かに、仏教は私たちが日々を如何に生きていくべきかを説くもので、怒りや欲望などを否定しています。 一方、刀は武士の魂ともいわれますが、時代劇や大河ドラマなどでは武器として用いられ、他を傷つけるものとして怖い・危険というイメージを持ちます。 このように相反するイメージを持つ仏教と刀はどのように結びつくのでしょうか。薬師寺に伝わる諸仏から「仏教と刀」の関係を解き明かします。 また、(一財)日本刀剣博物技術研究財団・㈱ブレストシーブのご協力により、昨今の刀剣ブームで話題となっている数々の刀剣を特別展示致します。 【主な展示品】 構成・展示品は変更となる場合がございます。 《仏教と刀》 重文 四天王立像（西塔安置） 平安時代 　 四天王立像（東塔安置）　 平安時代 文殊菩薩像 鎌倉時代 十一面千手観音立像 鎌倉時代 不動明王二童子像 鎌倉～南北朝時代 他 《噂の刀展》 妖刀 村正（初代・二代・三代）　正宗　 虎徹（初代・二代）　十一代兼定　和泉守兼定　 同田貫正国（初代・後代）　加州清光　国俊　堀川国広　 大和安定　陸奥守吉行　長谷部　左文字　清麿 舞草刀　宝寿　安綱　真田幸村所用（正宗）　　　　　　　　他 約60振