ゴッホの油彩画「農婦」を所蔵する広島県廿日市市のウッドワン美術館は、ゴッホの死後に修復・加筆される前のオリジナルの絵を、X線などを用いた科学的手法で復元した。
農婦は1884~85年ごろの作品。鼻から下の部分を中心に絵の具が剥がれ落ちたため、1950年ごろに2度修復を施されたことが分かっていた。
修復された絵は「現在の絵より明るく、鮮やかな色調。農婦のたくましさがより強調されている印象」(同美術館の重藤嘉代学芸員)という。
2012年3月24日(土)から復元した絵を展示する。
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