19世紀末のパリで活躍したナビ派の画家、フェリックス・ヴァロットンの日本初個展が2014年夏に開催されることになり、2013年9月19日(木)、東京・港区のスイス大使館で記者発表会が行われた。
ヴァロットンはスイス・ローザンヌに生まれパリで活躍した画家。
白と黒のみという強いコントラストの木版画を手掛ける一方で、ナビ派の仲間たちと交流。「外国人のナビ」と呼ばれて数多くの油彩画も残した。
展覧会では油彩約60点、版画約60点を紹介。三菱一号館美術館が所蔵するヴァロットンの版画作品から、貴重な作品ばかりを選りすぐって出品する。
展覧会はパリのオルセー美術館とローザンヌのフェリックス・ヴァロットン財団が監修。パリのグラン・パレ、アムステルダムのゴッホ美術館を巡回した後、日・スイス国交樹立150周年となる2014年に日本で開催される。
「ヴァロットン ─ 冷たい炎の画家」は東京・丸の内の三菱一号館美術館で2014年6月14日(土)~9月23日(火・祝)に開催。入館料は一般当日1,600円、前売は1,400円。
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