今夏開催される「クレオパトラとエジプトの王妃展」の記者発表会が、2015年3月2日(月)東京上野の東京国立博物館で開催された。
出品点数は約200点を予定しており、世界中12か国、ルーヴル美術館や大英博物館などから名品が集結。古代エジプトの王妃や女王をメインテーマに、王であるファラオを支え、宗教的政治的に大きな役割を果たした女性たちを様々な視点で展観する。
最も有名な古代エジプトの女王クレオパトラの他にも、ハトシェプスト、ティイ、ネフェルトイティなどが取り上げられる。
記者発表会では、展覧会の監修を務める早稲田大学のエジプト学研究所所長 近藤二郎氏が登壇。本展に出品される王妃ティイのレリーフがあった、ウセルハトの墓の発掘が約110年ぶりに行われ、そのレリーフのあった現場の調査の様子など、最新の研究成果を紹介した。
「クレオパトラとエジプトの王妃展」は2015年7月11日(土)~9月23日(水祝)まで、東京国立博物館平成館で開催。入場料は一般1,600円、大学生1,200円、高校生900円。前売券は5月11日より発売。開催1週間目限定入場でお得なクレオパトラ券は、ペア1,800円で4月18日より期間限定で発売される。
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