2011年8月4日(木)、百済国王の子孫、百済王氏に関する遺構が出た大阪府枚方市の「禁野本町(きんやほんまち)遺跡」を発掘している市文化財研究調査会と市教委は、奈良時代後半ごろ~平安時代中期ごろの、同氏に連なる有力者のものとみられる宅地の遺構を見つけたと発表した。
見つかったのは南北63m以上、東西75m以上の宅地で、52棟の堀立柱建物跡や区画溝9条などが見つかった。
同遺跡の南約400mには、同氏の氏寺とされる百済寺跡(国特別史跡)がある。
百済王氏は桓武天皇の時代に天皇の“側近中の側近”として寵愛を受け、栄華を極めた渡来系氏族。
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毎日jp