東京・台東区の東京都美術館で「BENTO おべんとう展-食べる・集う・つながるデザイン」が開催されている。
展覧会は、2012年のリニューアルオープンから今年で3回目となる「アーツ&ライフ」の企画展。3回目となる本展は、日本独自の文化である「お弁当」に焦点を当て、お弁当をコミュニケーション・デザインの視点から捉え、体験しながら考える展覧会になっている。
会場入口では、歌って踊れる「おべんとう」である小倉ヒラク《おべんとうDAYS》が流れ、大人も子どもも楽しめる。
北澤潤《FRAGMENTS PASSAGE -おすそわけ横丁》は、お弁当を分け合う「おすそわけ」という行為に着目。展示室にはたくさんの人から「おすそわけ」されたものによってできあがった「市場」や、不定期でおすそわけ品を使ったワークショップも開催する「広場」がひろがっている。
「市場」では、おすそわけされたものの中から1つだけを、実際に「おすそわけ」してもらうことができる。加えて、会期中は専用の箱を貸出しており、来場者もその箱に「おすそわけ」を入れて持ち寄ることができる(箱は数量限定/貸出期間は10日以内)。ものやひとが留まり行き交うことで、日々変化するユニークな展示を楽しむことができる。
企画展「BENTO おべんとう展-食べる・集う・つながるデザイン」は東京都美術館で10月8日(月・祝)まで開催。観覧料は一般 800円、大学生・専門学校生 400円、65歳以上 500円。
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