第１３回企画展「我が郷土の文学者」

本企画展は、安中市で誕生した文人・詩人・作家、安中市を描いた文芸作品を多くの方に知ってもらうための企画展です。 安中市では、江戸時代から現代に至るまで、数多くの文人・詩人・作家が誕生しました。江戸時代、安中藩主板倉勝明は文人大名として知られ、全国から勝明を慕い人々が集まりました。明治期には、文人山本有所、詩人湯浅半月・磯貝雲峰、大正期には、詩人大手拓次、小説家白石実三、昭和期には、童話作家滝田要吉、小説家萩原博志・清水寥人、俳人堀口星眠（現在「橡」主宰）、が誕生しました。また、多くの文学者が妙義山・碓氷峠に魅せられ、磯部・霧積温泉で静養し、文学作品の中に安中市の風景を残しました。そこで、安中市で生まれた文学者の人と作品を中心に、安中市の風土や季節の移り変わり、人々の営みを描いた作品をより多くの方に知っていただきたく、今回の企画展を開催する運びとなりました。