コレクション企画展 II 東西絵画の原風景

日本と西洋の国々では、それぞれ画家にとっての原風景が異なります。ゴッホ、セザンヌなど西洋の画家にとっては伝統技法であり、黒田清輝、浅井忠など日本の画家にとっては輸入技法である油彩画という手法を用いて、それぞれの国の作家が残した、珠玉の風景画の数々を紹介する特別企画です。 【主な出品作品】 ルノワール「クロワシー付近のセーヌ河」1911年、セザンヌ「ジャド・ブ・ファンの木立」、ル・シダネル「帰りくる羊の群れ」1889年、ヴラマンク「雪の集落」、ピカソ「女の半身象（胸出す女）」1970年、ユトリロ「モンモランシーの通り」1912年頃、フジタ「受胎告知」1927年、黒田清輝「洋燈と二児童」1891年、藤島武二「日の出」1931年頃、金山平三「筑摩川」1940年、南薫造「ピアノの前の少女」1927年、岸田劉生「支那服を着た妹照子象」1921年、梅原龍三郎「軽井沢秋景」1974年、香月泰男「津和野（島根県」1927年、鴨居玲「私の村の酔っぱらい」1973年