百鉢展

    逸翁美術館 | 大阪府

    鉢は、元来は僧侶が所持する食器を指す言葉で、金属製や陶磁器で作られたものが原則でしたが、やがて広く料理の中に取り入れられるようになると、その大半が陶磁器で作られるようになります。料理に用いられた鉢は、丼鉢や菓子鉢などの用途に応じた名称や、平鉢や角鉢、鉦(銅鑼)鉢といった形状によって分類された呼び名がつけられ、様々な種類の鉢が作られていきました。また、茶の湯においては、懐石の器として用いられる他に、大振りの深鉢に塗蓋を誂えて水指に転用した例も多く見られ、数寄者の好みを見ることが出来ます。  かつて小林一三(逸翁)は、鉢を一〇〇点集めようと思い立ったと言います。昭和38年、逸翁のその想いを懐旧して百点の鉢を出品し、展覧会を美術館で開催した際のことを、「「それ百八(鉢)煩悩というじゃないか・・・」とは先生(逸翁)一流の洒落でしたが、その収集は和・中・洋にわたってたちまち百を越え、美術館へ頂いたときには三倍近くになっていました」と当時の職員が回想しています。今回の展示では、この展覧会を再現しつつ、「百八(鉢)」にかけた108点の鉢を出品いたします。個性豊かな「百八(鉢)」の世界をご覧下さい。
    会期
    2020年1月18日(土)〜3月15日(日)
    会期終了
    開館時間
    10:00~17:00(入館は16:30まで)
    料金
    一般 700円 / 大・高生 500円 / 中・小生以下無料 / シニア(65歳以上)500円
    休館日 毎週月曜日(ただし2月24日開館、2月25日休館)
    公式サイト http://www.hankyu-bunka.or.jp/itsuo-museum/exhibition/2152/
    会場
    逸翁美術館
    住所
    〒563-0058 大阪府池田市栄本町12-27
    072-751-3865
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