大麻博物館in静岡・きものここち透佳

「え、大麻」と驚かれるかもしれません。 　現在では「違法な薬物」というイメージの強い大麻ですが、縄文時代から約70年ほど前まで、大麻は様々な形で日本人の営みを支え続けてきた「農作物」でした。 2001年より栃木県那須で、大麻という農作物に関する情報発信を続ける大麻博物館の協力により、この特別企画展は開催されます。 　あまり知られていませんが、静岡と大麻は縁が深く、登呂遺跡から出土した布や焼津由美の弦、浜松まつりの凧揚げ合戦の凧糸など、現在でもその痕跡は様々な場所で見つかります。 この機会に「大麻という農作物」を再発見して頂けると幸いです。