河口龍夫展 言葉・時間・生命

    東京国立近代美術館 | 東京都

     10万年後の北斗七星は、どんな形なのでしょうか?地球の内部から、世界を眺めてみたら…?  河口龍夫(1940年、兵庫県神戸市生まれ)は、1960年代から今日に至るまで、現代美術の最前線で活躍を続けているアーティストです。彼は、鉄・銅・鉛といった金属や、光や熱などのエネルギー、さらに化石や植物の種子など、さまざまな素材を用いながら、物質と物質、あるいは物質と人間との間の、目に見えない関係を浮かび上がらせようという一貫した姿勢で制作を続けてきました。  私たちの想像力をフルに刺激する作品が並びます。  東京の美術館では初の個展となる本展では、40年以上にわる河口龍夫の制作の歩みを、「ものと言葉」「時間」「生命」というキーワードのもと3つの章で構成し、それぞれのテーマによる主要作品を紹介。また、全長8mの木造船を使った《時の航海》をはじめ、新作もたくさん用意されています。  「芸術は人間の精神に何らかの作用をおよぼすもののようです。その作用は、例えば精神を高揚させたり、未知なる感覚を享受させたり、好奇心を駆り立てたり、心を健康にさせたり、快と不快を同時に感じさせたり、コモンセンスからナンセンスへの面白さを感じさせたり、日常を超えた非日常を知覚させたりしますが、とりわけ、私を精神の冒険に誘い、私は誘われます。その意味では、芸術は精神の冒険のような営みと言えると思います」—河口龍夫 彼の作品の前で五感を研ぎ澄ませ、想像力をひろげるとき、私たちは、ものに対する新しい認識の仕方に驚かされたり、人間のスケールを超えたはるかなる過去・現在・未来の時間の流れに思いを馳せたり、あるいは生命の不思議に触れることになるでしょう。
    会期
    2009年10月14日(水)〜12月13日(日)
    会期終了
    開館時間
    10:00~17:00(入館は16:30まで)
    ※金曜・土曜は20:00まで開館(入館は19:30まで)
    料金
    一般:850円(600円)、大学生:450円(250円) ※( )内は20名以上の団体料金。 ※高校生以下および18歳未満、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料 ※入館当日に限り、「権鎮圭展」(12月6日まで)と所蔵作品展「近代日本の美術」もご観覧いただけます
    休館日 月曜日。ただし11月23日(月・祝)は開館、24日(火)は休館
    会場
    東京国立近代美術館
    住所
    〒102-8322 東京都千代田区北の丸公園3-1
    050-5541-8600(ハローダイヤル)
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