2012年1月9日(月)、日本画家の小泉淳作さんが死去した。87歳。

鎌倉市生まれ。東京美術学校（現・東京芸大）に入学し、山本丘人に師事。卒業後、新制作展と創画展に出品して入選を重ねたが、40歳を過ぎてからは画壇とは距離を置き、「孤高の画家」と呼ばれるようになった。

1980年代から山水画に力を入れ、2000年には建長寺法堂の天井画「雲龍図」を完成させたほか、2002年には京都・建仁寺法堂の天井画「双龍図」を奉納。2010年には奈良・東大寺本坊のふすま絵全40面も完成させた。
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