2012年3月4日(日)、ギリシャの警察当局は、古代ギリシャの骨董品を違法に国外に持ち出そうとした疑いなどで、44人を逮捕したと発表した。
紀元前6世紀からビザンチン時代までの宝石、銅像、木像のほか、8000枚以上の硬貨も押収された。
犯行グループは、マケドニアやテッサリアなどで違法な発掘を行い、骨董品を入手していた。
容疑者は25歳から74歳で、66歳の男が犯行グループのリーダーとみられる。
ギリシャの犯罪数は増加しており、1月にはアテネの国立美術ギャラリーでピカソの絵画などが盗まれたほか、先月にもオリンピアの博物館から銅像などが持ち去られていた。
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ロイター